違法なソフトウェアを車両に搭載して、米国の排ガス試験を不正にクリアしていたフォルクスワーゲングループ。同社に対して、米国議会が行う公聴会の日程が決定した。
これは10月1日、米下院のエネルギー商業委員会が明らかにしたもの。「フォルクスワーゲンの排出ガス問題に関する公聴会を、10月8日に開催する」と発表している。
なお、フォルクスワーゲングループから公聴会に出席するのは、米国現地法人のマイケル・ホーン社長兼CEOの予定。
また、今回の問題を最初に発表した米国EPA(環境保護局)も、公聴会に出席する。
米下院エネルギー商業委員会のティム・マーフィー氏は、「フォルクスワーゲンが一部のディーゼル車に、ディフィートデバイスを搭載していたのは、重大な問題」と述べている。