日本自動車販売協会連合会が発表した2015年度上半期(4~9月)の新車販売台数(軽自動車除く)は、前年同期比1.2%増の148万6979台と3年ぶりに前年を上回った。
貨物車の需要が順調だったのに加え、前年が消費増税後の販売低迷で水準が低かったため、小幅なプラスとなった。
車種別では、乗用車が同0.5%増の127万6924台と、微増ながら需要は下げ止まった。このうち、普通乗用車が同1.2%増の63万1959台、小型乗用車が同0.1%減の64万4965台だった。
貨物車は同5.5%増の20万4032台と伸びた。震災復興需要などで公共事業が好調で、トラック需要も高水準で推移している。普通貨物車が同7.6%増の7万9401台、小型貨物車が同4.2%増の12万4631台だった。
バスは同13.7%増の6023台だった。