すり抜け横断の高齢女性、はねられ死亡

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23日午後3時30分ごろ、岡山県倉敷市内の県道で、徒歩で道路を横断していた84歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

岡山県警・児島署によると、現場は倉敷市児島上の町付近で片側1車線。近くの丁字路交差点には横断歩道と信号機が設置されているが、84歳の女性は交差点から離れた場所を信号待ち車列をすり抜けるように横断。左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約3時間後に死亡。警察はクルマを運転していた68歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して男性は「歩行者は対向車線側に止まっていたクルマの合間から突然出てきて、ブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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