ルフトハンザは9月21日、2016年初夏から短・中距離路線で機内インターネット接続サービスを開始すると発表した。
ルフトハンザの機内インターネット接続サービスは長距離路線に限られていたが、来年初夏には欧州内路線やドイツ国内線の機材にブロードバンド回線を利用してインターネットに接続できる設備の導入が始まる。短・中距離路線で機内インターネットサービスを導入する欧州航空大手はルフトハンザが初めてとなる。
新サービス導入機材の搭乗客は、無線LAN対応モバイル機器でアプリの利用やストリーミングが可能になるほか、携帯電話でメールの送受信やデータの転送ができるようになる(加入する携帯電話会社との契約が前提)。なお、機内での通話は従来通り認められない。
新サービスの技術パートナーであるインマルサットは、8月に通信衛星「インマルサット5 F3」の打ち上げに成功したばかり。ルフトハンザが同衛星からの通信サービスを利用する最初の航空会社となる。