マレーシア・デーでの反BERSIH大集会、20の道路を封鎖へ

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
  • マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
9月16日の「マレーシア・デー」にマレー人右派団体がクアラルンプール(KL)市内で計画していた数万人規模のナジブ・ラザク政権支持の大規模集会について、警察は会場となるパダン・メルボク周辺とパダン・メルボクに通じる20の道路を段階的に封鎖すると発表した。

道路封鎖は16日正午から始める予定だが、早まる可能性もあるという。

封鎖されるのはジャラン・パーリアメン、ジャラン・キナバル、ジャラン・ジャラン・クチンの一部、ジャラン・プドゥの一部、ジャラン・ラジャ・ラウト、ジャラン・トゥアンク・アブドル・ラーマンの一部、ジャラン・ラジャ・チュラン、ジャラン・スルタン・イスマイル、ジャラン・アンパンの一部、ジャラン・コンレイ、ジャラン・トゥン・ペラ--など。

KL中心部に向う人には、ジャラン・トゥン・ラザクやジャラン・ハントゥア、ブラタン・カンポン・パンダン、ジャラン・ロークユー、ジャラン・ブキ・ビンタンを利用して欲しいとしている。

警察を管轄する内務相を兼任するアハマド・ザヒド・ハミディ副首相は、集会参加者に対して敏感な民族問題に触れるような言動を慎むよう呼び掛け、違反者や暴力行為を行なう者に対しては法的措置をとると警告した。

同集会については、パダン・メルボクに場所を一本化することでKL市政府(DBKL)が最終的に許可を出したが、14日に行なわれた与党連合・国民戦線(BN)構成党トップによる最高評議会では、マレーシア華人協会(MCA)とマレーシア・インド人会議(MIC)が開催反対の意思をナジブ首相に伝えた。ナジブ首相は「BN総裁として構成党の意見は尊重する」と述べた。
伊藤 祐介