昭和初期製造のラッセル車にラッピング体験…弘南鉄道でイベント

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青森県の弘南鉄道でこのほど、同社が保有する昭和初期製造のラッセル車「キ100形」に、子供たちがラッピングを施すイベントが開かれた。親子連れ30人が参加し、真っ黒なラッセル車にキャラクターを描いたシートを貼り付ける作業に挑戦した。

イベントは弘南線平賀車両区(青森県平川市)で、小学生とその家族を対象に実施。同社が保有しているキ100形2両のうち、1929(昭和4)年製のキ104にラッピングを施した。

デザインは、ラッセル車をモチーフにした同社のマスコットキャラクター「ラッセル君」のイラスト。一部を未完成の状態にしてあり、参加した子どもたちはそれぞれ10cm四方のシートを貼り付け、ラッピングを完成させた。

作業を終えた後、参加者は普通電車で田んぼアート駅に移動。自分たちがラッピングしたラッセル車が電気機関車に押されて走る様子を見学した。ラッピングを施したラッセル車は、10月18日に平賀駅で開かれる「ふれあい感謝祭」のほか、11月7日に弘前駅(青森県弘前市)の弘南線ホームで展示する予定という。

キ100形は旧国鉄(鉄道省)が1928年から製造した鋼製ラッセル車で、車両の分類上は「雪かき車」という貨車の一種。自車に動力はなく、機関車の後押しで走行しながら除雪する。現在では弘南鉄道と、同じ青森県内の津軽鉄道にのみ在籍しており、弘南鉄道では弘南線でキ104、大鰐線でキ105が冬の除雪作業に使用されている。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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