8月下旬に福岡県太宰府市内で無免許運転を行ったとして、福岡県警は1日、同市内に在住する81歳の男を道路交通法違反(無免許運転)で逮捕した。約40年間に渡って無免許運転を繰り返していたとみられる。
福岡県警・筑紫野署によると、道交法違反容疑で逮捕された81歳の男は、8月22日から26日の間、太宰府市内などで知人名義の軽乗用車を無免許で運転した疑いがもたれている。
この男については、8月5日に同市内で発生した軽傷ひき逃げ事件に関与した疑いがあり、警察が捜査を進めていたところ、記録が警察に残る1970年以降、運転免許の取得歴や更新歴が存在しないことが判明。約40年間という長期に渡り、無免許運転を繰り返していた疑いが高まった。
このため、内偵を行ったところ、8月下旬に3回の無免許運転を捜査員が目撃。無免許運転の容疑で逮捕した。今後はひき逃げ事件への関与についても調べを進める方針だ。