ホンダは9月4日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とする追加リコール(回収・無償修理)を国土交通省にを届け出た。
追加対象としたのは、『ストリーム』1車種で、2001年10月30日から2002年6月21日に製造された1万5300台。
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程または成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがある。
改善措置として、全車両、当該インフレータを良品に交換する。
ホンダは2014年6月23日付けでリコールを届け出ているが、対象車両の選定に一部誤りがあったことが判明したため、対象車両を追加届出する。