ISS油井宇宙飛行士ら「こうのとり」5号機に入室…新鮮な果物「本当に嬉しい」

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「こうのとり」5号機で運ばれた新鮮な果物を浮かべる油井宇宙飛行士
  • 「こうのとり」5号機で運ばれた新鮮な果物を浮かべる油井宇宙飛行士
  • 搭載物資の写真を撮る油井宇宙飛行士
  • 「こうのとり」5号機の補給キャリア与圧部のハッチを開ける油井宇宙飛行士
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の油井亀美也宇宙飛行士らが宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機に入室し、ISSへ物資の搬入を開始したと発表した。

日本時間8月24日午後7時29分、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、ISSのロボットアーム(SSRMS)を使用して、「こうのとり」5号機(HTV5)を把持した。

次に地上のNASAロボティクス運用管制官がSSRMSを操作して、同午後11時58分にHTV5をハーモニー(第2結合部)の地球側結合機構に結合させた。その後、スコット・ケリー宇宙飛行士、チェル・リングリン宇宙飛行士により、結合部の加圧などが行われた。

翌25日午後7時24分、油井宇宙飛行士により、補給キャリア与圧部のハッチが開けられISSのクルーが与圧部内に入室した。

「こうのとり」の特徴のひとつに速達サービス(レイトアクセス)と呼ばれる、打上げ直前に積み込み早く取り出すことができるサービスがある。

生命科学実験に使う生体試料など、傷みやすい実験試料や生鮮食料品など、積み込む時間の制約が厳しい物資を新鮮な状態でISSに輸送する必要がある場合や、調達に時間がかかり積み込みが直前に計画された物資などが、速達サービスでISSに届けられる。

今回、ISSには、オレンジ(愛媛県産)、清見(愛媛県産)、レモン(チリ産)が「こうのとり」運用管制チームと「きぼう」運用管制チームからのサプライズメッセージも添えられ届けられた。

油井宇宙飛行士は、自身のツイッターで、「果物は本当に嬉しかった。新鮮な果物を送ることができるのは、打上げ直前まで荷物を搭載することができるから。実は本当に凄いことなんですよ」との感想を示した。
《レスポンス編集部》

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