マレーシアでテロ計画、イスラム国関連者10人を逮捕

カリド・アブ・バカル警察長官は、マレーシア国内でテロを計画していたとして、イスラム過激派集団「イスラム国」(IS)に関与する10人を逮捕したことを明らかにした。

エマージング・マーケット 東南アジア

カリド・アブ・バカル警察長官は、マレーシア国内でテロを計画していたとして、イスラム過激派集団「イスラム国」(IS)に関与する10人を逮捕したことを明らかにした。

カリド警察長官によると、逮捕された10人のうち6人は治安部隊員、2人が公務員、幼稚園教師と元インテリアデザイナーが一人ずつ。男が8人で女が2人だった。年齢は24-42歳で、クアラルンプール、ペルリス州、ペラ州、セランゴール州、ネグリ・センビラン州、マラッカ州でそれぞれ逮捕された。10人はそれぞれ別のテログループに所属しており、テロを行うための武器も用意していた。

情報筋によると、政府機関や欧米諸国が権益を持つ場所などでテロを起こすことを計画していたという。ISは現在シリアに戦闘員を集めるのではなく、それぞれの在住国でテロを行うようメンバーに指示している。フェイスブックなどを利用してのテロ参加も呼びかけている。

広瀬やよい

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