インド新車販売、11%増の27万台…2か月ぶりに増加 7月

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スズキ セレリオ
  • スズキ セレリオ
  • 新型ホンダ ジャズ(日本名:フィット)
  • トヨタ エティオス

インド自動車工業会は8月10日、インド国内の7月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、27万4163台。前年同月比は11%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

7月実績をメーカー別で見ると、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが7月、インド国内で11万0405台を販売。前年同月比は22.5%増と、15か月連続で増加した。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で9万1602台を販売。前年同月比は25.9%増と、4か月連続で増加。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、7月はセグメント合計で6916台を販売。前年同月比は22.8%増と、3か月連続で増加する。

また、トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した7月のインド新車販売台数は、1万3699台(輸出を含む)。前年同月比は1.1%減と、3か月連続で前年実績を下回った。7月実績の1万3699台の内訳は、インド国内販売分が1万2070台で、前年同月比は1.2%増と、3か月ぶりのプラス。『エティオス』の販売が、前年同月比16%増と伸びた。SUVの『フォーチュナー』も2015年上半期(1-6月)、前年同期比18%の伸び。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した7月のインド新車販売台数は、1万8606台(輸出を除く)。前年同月比は18%増と、2か月連続で2桁台を達成した。新型を投入した『フィット』が6676台で最量販車に。新型『シティ』が、5180台で続く。新型コンパクトカーの『アメイズ』は4589台、新型『モビリオ』は909台を売り上げている。

《森脇稔》

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