【ホンダ シャトル と愛犬の旅】頼もしいお伴、純正ペットアクセサリーもワンダフル

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ホンダ シャトル と愛犬の旅
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リゾートをテーマにしたドッグフレンドリーな、新型ホンダ『シャトル』で訪れた夏の横須賀・三浦海岸の1泊2日のドライブ旅行。

ラブラドールレトリーバーのマリアとジャックラッセルのララは、 この日のために買った涼しげなアロハシャツを着用して、シャトルに乗り込んだ。洋服を着せると車内の抜け毛汚れが少なくて済み、カフェなどでのマナーになるからだ。

シャトルは愛犬家に大注目されている5ナンバーサイズにして、使いやすさ抜群のクラス最大級のラゲッジスペースを備える。シートアレンジ性にも優れ、リヤドア、テールゲートからの乗降性も文句なしに快適なコンパクトワゴンだ。

特に販売比率約90%というハイブリッドモデルは、走りが滑らかで静かで室内は広く、モード燃費最高34.0km/リットルを誇り、もちろん実燃費性能もクラス最上級。犬にも飼い主(のお財布)にも優しいというわけだ。

◆純正アクセサリーや専用マットなど、アイテムも充実

愛犬家がうなるポイントはまだまだある。純正アクセサリーのラゲッジマット(1万5120円)はシャトル専用品で、ラゲッジフロアにピタリとフィットし、後席6:4分割可倒アレンジにもしっかり対応(マルチユースバケット 装着車にも!)。なおかつラゲッジに乗った犬の抜け毛が付きやすい後席背後までしっかり覆ってくれて、乗降時にリヤバンパー部分のツメにるキズ付きを防いでくれるベロまで完備。ほかにはなかなかないドッグフレンドリー度抜群のアイテムなのである。

例えば6:4分割の後席の4部分だけ倒して、そこに犬を乗せ、飼い主の隣でドライブを楽しむようなシートアレンジでも、ラゲッジマットはその4部分のフロアをしっかり覆ってくれるから、フロアを汚さずに済むわけだ。 マリアは「このラゲッジマットがあるだけでも、犬とドライブ旅行する機会が多い愛犬家は、シャトルを選ぶ理由になるワンよ」と力説するほどだ。

そのほかにもホンダ純正ペット用アクセサリー「Honda Dogシリーズ」として後席全体をハンモック状に覆ってくれるペットシートマット(普通車用Mサイズ 1万9440円)、ラゲッジフロアに敷いて乗り心地をよくするペットフロアクッション(2枚1セット1万0800円)、後席用のペット車外飛び出し防止リード(Sサイズ3240円/Mサイズ3780円)など、さまざまなペット対応アクセサリーがそろっているから頼もしい。

◆地元食材ふんだんに使ったメニューを味わう

三浦海岸で夕方のお散歩を済ませ、リゾート気分を満喫したあとは、部屋のテラスでまったり。ボクが今から30年以上前に、ハワイのABCストアーで買って飲んでそのおいしさに感動して以来、リゾートに必ず持っていく、冷やしたハワイ産の「グアバネクター」でマリアとララの夏休みに乾杯である。

夕食は1階の大きな扉の中にある、もちろん犬同伴OKのゆったりとしたスペースのレストランで。

アレーナ三浦海岸のディナーコースはシェフの手による三浦や葉山の新鮮な食材にこだわったもの。三浦の地魚とアレーナの気まぐれアミューズに始まり、スイカのソルベと三浦の夏野菜のサラダ、旬采の冷製スープ、 近郊漁港の厳選鮮魚によるお魚料理、炭の香をまとったスペアリブのお肉料理と続き、最後にデゼール(フランス語のデザート)の盛り合わせ。どれも見栄えが美しくおいしいのだが、とくに三浦の夏野菜のサラダは感動もの一品。野菜がどこで買えるのか、即座にシェフに聞いてしまったほどである。

もちろん、マリアとララもペット栄養管理士によるディナーをいただいた(チェックインの時、マリアが支配人にこっそり注文していたもよう)。

ところで、ディナーの際、ちょっぴり感動したことがある。ボクはアレーナ三浦海岸には始めての滞在だったのだが、以前、同じカーロフォレスタ系列の宿に泊まったことがあり、そこで「青魚」が苦手と伝えていた(と思う)。最後に泊まったのはもう数年も前になるのに、ボクのアミューズだけ、青魚が省かれ、別の食材に変更してくれたのだ。こうした顧客の好みを全系列で共有しているであろうきめ細かいサービスは、滞在をより快適で、満足感の高いものにしてくれる。

翌朝の朝食はディナーの洋食から一転、地魚がメインの和朝食である。ジュース類、御飯はセルフサービスでお代わり自由。マリアとララもしっかりわんこ朝食を注文。人間も犬も大満足の1泊2日だった。

帰路は昨夜、アレーナ三浦海岸のシェフに教えてもらった、三浦、葉山の新鮮野菜が格安で手に入る、地元住民に愛されるJAよこすか葉山農産物直売所「すかなごっそ」へ(店内に犬は入れません)。昨晩、三浦の夏野菜の サラダで格別においしかった、生でも食べられるとうもろこし、香り高い枝豆、そしてスイカ、メロンなどを買いまくった。宿でおいしいものを食べ、その感動の一部を自宅に持ち帰れるのは実に幸せだ。アレーナ三浦海岸からはクルマで15分ほどの距離にあり、横浜横須賀道路に接続する三浦縦貫道路の入り口にも近いから、三浦海岸を訪れたときはぜひとも立ち寄りたい。

◆オススメグレードはハイブリッドのX

わが家に向かうホンダ・シャトルの室内は往路同様、快適そのものだ。乗り心地はフラットでしなやかで、加速時、巡行時を含め、1.5リットルクラスのクルマとしては、遮音ガラスなどの効果もあって例外的に静かでも ある。マリアたちが乗る後席、ラゲッジ部分のウインドーは高熱線吸収UVカット機能付きプライバシーガラスで夏の暑さをやわらげてくれるし、被毛の白さ自慢のララは日焼けしにくいとうれしがっている(トライカラーですが)。

自称自動車評論犬!? のマリアによると、シャトルのオススメグレードは、受注比率50%を占めるハイブリッドのXだという。ハイブリッドモデルのほうが燃費性能に優れ、走りの質感が高いことはもちろん、そのグレードだとシート素材がプライムスムース×ファブリックになり、後席シートサイドが合成皮革で覆われるため、犬の乗降時に抜け毛が付着しにくく、犬グッズなどの収納にばっちりのマルチユースバケットが付き、なおかつパドルシフトが装備されるからだ。

犬連れドライブにパドルシフトなんて必要かっ!? と思うかもしれないが、パドルシフトはスポーティーな運転を可能にしてくれるだけでなく、下手にブレーキを踏むよりスムーズでショックが少なく減速できる。スピードコントロールもしやすく、より犬に優しい滑らかな走りが可能になるのだ。自称自動車評論犬を名乗ってはや8年。今年10歳になるマリア、さすがそのあたり、分かってる。

また、90%以上のユーザーが注文している、約 30km/h以下で作動する自動ブレーキを含むオプションの安心パッケージはぜひとも装着してほしい…とのこと。人も犬もより安心してドライブを楽しめるからだ。

《青山尚暉》

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