マツダの米国法人、北米マツダは8月3日、7月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万7157台。前年同月比は7.1%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、4841台にとどまる。改良新型投入の効果で、好調な販売を維持してきたが、7月は前年同月比4.1%減と、7か月ぶりに減少した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、9504台。前年同月比は1.3%増と、2か月連続の前年実績超え。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、10台。前年同月比は99.5%減と、11か月連続で前年実績を割り込む。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、551台。前年同月比は64.4%減と、2か月ぶりに減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、7月の新記録となる9530台を販売。前年同月比は4.6%増と、4か月連続で前年実績を上回った。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1591台を売り上げたものの、前年同月比は5.2%減と、4か月ぶりに減少した。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、新型投入により、1130台を販売。前年実績の2.8倍の売れ行きで、2か月連続の前年超え。
マツダの2014年の米国新車販売は、30万5801台。前年比は7.7%増だった。2015年1‐7月は、前年同期比0.3%増の18万6153台を販売している。