マツダが、主に北米市場で販売している最上級SUV、『CX-9』。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。マツダの米国法人、北米マツダから、CX-9に関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。北米マツダによると、CX-9のフロントサスペンションのボールジョイントが腐食し、ロアコントロールアームが脱落。ステアリングが制御できなくなる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2007-2014年モデル。米国で販売された19万3484台がリコールに該当する。
北米マツダは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、フロント左右のロワコントロールアームを交換するリコール作業を実施する。