八千代工業が発表した2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、税引前利益が前年同期比12.7%減の26億7700万円と減益となった。
売上高は同9.4%増の386億7800万円と増収だった。自動車部品、自動車組立における受注の減少などはあったものの、為替換算上の影響で増収となった。
収益では、原価改善効果や為替換算上の影響があったものの、受注の減少などにより、営業利益は同7.8%減の28億9300万円と減益だった。
通期業績見通しは、自動車組立分野での機種構成変化と受注台数の増加、二輪部品の受注の増加、為替差益の効果から上方修正した。売上高は同1.8%増の1530億円、営業利益が同29.6%減の102億円、税引前利益が同31.8%減の99億円となると予想。