GM、インド・ハロル工場を2016年に閉鎖へ…生産体制を再構築

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GMのインド工場
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  • シボレー・アベオ(参考画像)

米国の自動車最大手、GMは7月29日、インドのハロル工場を閉鎖すると発表した。

今回の決定は、GMの主力ブランド、シボレーのグローバル規模での大型投資計画に伴って行われるもの。インドのハロル工場は、2016年下半期(7-12月)に閉鎖される。

代わって、タレガオン工場に、生産を集約。GMは同工場の生産能力を増強し、インドからの輸出拠点に位置付ける。

具体的には、タレガオン工場の生産能力を、現在の年間13万台から、2025年までに22万台へ増強。年産台数の30%以上を輸出に回す。

GMは1996年、ハロル工場を設立。一方、タレガオン工場は2008年に稼働。GMインディアのArvind Saxena社長は、「インドの生産拠点を1か所に集約することが、厳しい新興市場において、長期的に事業を持続させる助けになるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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