米運輸省、クライスラー に罰金1億ドル…リコール対応に遅れ

自動車 ビジネス 海外マーケット
ジープ・リバティ(日本名:チェロキー)
  • ジープ・リバティ(日本名:チェロキー)
  • フィアット クライスラー オートモービルズ(FCA)のロゴ

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は7月26日、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)に対して、1億0500万ドルの罰金を科すと発表した。

今回の罰金は、FCA USが米国で実施した23件のリコール(回収・無償修理)に関して行われるもの。FCAについては、これらのリコールへの対応が遅れた可能性が指摘されている。

また、このリコールの遅れを巡っては、7月2日以降、数回の公聴会が開催されてきた。公聴会で得られた証言などから今回、NHTSAはFCA USに対して、罰金を科すことを決定した。

なお、23件のリコールの対象車は、米国で合計1100万台以上に上る。

NHTSAのアンソニー・フォックス長官は、「今回の決定はFCA USに過去の過ちの責任を負わせ、危険な車を速やかに改修することを求めるもの」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集