ゼネラルモーターズ・ジャパンはキャデラック『ATS-V』と『CTS-V』の導入にあたり、カスタムプレオーダーキャンペーンを開始した。期間は7月21日から8月23日までの約1か月間だ。
その特徴は、「いち早く正規品をオーダーができ、輸出向けの全てのオプションが選択可能になっていることだ」と話すのは、同社マーケティング&カスタマーエクスペリエンスプロダクトマネージャーの中野哲氏だ。
選択可能アイテムはボディカラーやインテリアカラーをはじめとした8項目からなり、ATS-Vで960通り、CTS-Vで1296通りの組み合わせから選択が可能だ。更に、スターティング価格もATS-Vで950万円から(通常は990万円から)、CTS-Vは、1290万円から(同じく1330万円から)となる。
同社では昨年、新型『エスカレード』導入に際しても、同様のキャンペーンを実施した。「こちらも約1か月という非常に短期間ではあったが、多くのユーザーから受注があった。個性的で魅力的な商品をいち早くユーザーのもとに届けることが、我々の使命の一つと考えている」と中野氏。
また、「キャデラックのユーザーは新しいものをいち早く欲しいという意識が強いことから、ユーザーに出来るだけ早くアピールをして、いち早く受注するという方向性を取っている」とし、更に、「特に他と違った魅力のあるクルマはその傾向が強いので、こういったキャンペーンを続けている」とその意義を語った。