大雨で視界悪化の中、道路横断の高齢男性がはねられ死亡

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18日午後10時40分ごろ、北海道滝川市内の市道で、徒歩で道路を横断していた73歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はクルマを運転していた40歳の女を現行犯逮捕している。

北海道警・滝川署によると、現場は滝川市本町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。73歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する40歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

事故当時、現場では強い雨が降っており、見通しが悪くなっていた。聴取に対して女は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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