韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは7月3日、6月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万1275台。前年同月比は2.5%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
6月の市場別実績は、北米が前年同月比4.7%増の6万0749台と、2か月連続で増加。中国は6月、3万9121台にとどまり、前年同月比は27.2%減と、大きく落ち込む。
また、地元韓国は6月、4万5010台を販売。前年同月比は26.8%増と、8か月連続で増加した。一方、欧州は5万2839台にとどまり、前年同月比は2.7%減と後退する。
車種別の6月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が3万9315台で最量販車に。小型SUVの『スポーテージ』が、3万1666台で続く。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が、2万5856台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』が2万3056台。小型トールワゴンの『ソウル』は、1万7070台を販売する。
キアモーターズの2014年の世界新車販売台数は、過去最高の290万7757台。前年比は5.9%増だった。2015年上半期(1-6月)実績は、前年同期比0.4%減の143万7348台となっている。