UMWトヨタ・モーターは7日、不具合が見つかったタカタ製エアバッグの交換対象を拡大すると発表した。今回対象となるのは、2万9,985台。
タカタ製のエアバッグのインフレーターの内部に入っているガス発生剤の容器表面のガス噴出口が劣化し、外気が入ることでガス発生剤が変質し衝突時に異常燃焼する恐れがあるという。
今回対象になるのは、2007年4月から2008年12月に発表された「ヴィオス」、「カローラ・アルティス」、「カムリ」。 UMWトヨタ・モーターは対象のモデルを購入した顧客全員に連絡を入れ、点検及び必要であれば部品の交換などの措置をとる。インフレーターの交換は無償で行う。
同社はこれまでに4月と5月にも11万5,700台のリコールを発表していた。