KLMオランダ航空は7月1日、2015-16年冬ダイヤ(10月25日~3月26日)の運航便数計画を変更し、一部路線で減便を実施すると発表した。
減便の対象は、欧州10都市に向かう路線に加え、アフリカ、日本、ブラジルに向かう路線も含まれる。便数調整により、提供座席数は約50万席減ることになる。KLMは利用者になるべく不便をかけないように全力を尽くすと説明している。
便数調整の理由はKLMの収益圧迫。エールフランス-KLMグループは2020年に向けたプログラムを実現するため、各計画の早期実施が急務。既に幅広い取り組みを導入してきたKLMは、取り組みを実行するスピードがきわめて重要と強調している。