被雇用者が受け取った月給の中央値が2014年、1575リンギとなり2013年の1500リンギから4.9%増加した。
統計局が実施した賃金及び給与に関する調査によると、月給の平均額は2014年には2231リンギで、前年の2052リンギから増加した。
都市部の給与の中間値は月間1800リンギで前年比6.9%増加した。一方で地方では1100リンギで5.6%の増加にとどまり、都市部と地方を比べると格差があることが浮き彫りになった。
民族別ではブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)の月給の中間値は前年比で7.5%増加し、1725リンギとなった。インド人は6.5%増加し、1600リンギ、中国系は2000リンギと前年から変化がなかった。
給与を受け取っている被雇用者の数は昨年、980万人となった。
(ベルナマ通信、6月30日)