22日午前5時30分ごろ、大分県国東市内の県道で、車道に飛び出してきた85歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。
大分県警・国東署によると、現場は国東市安岐町山浦付近で片側1車線のほぼ直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。85歳の女性は路側帯から車道へ飛び出してきたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約2時間後に死亡。警察はクルマを運転していた53歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して男性は「飛び出してきた人に気づき、急ブレーキを掛けたが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。