自転車専用道をバイクで走行の少年、危険運転容疑で書類送検

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兵庫県西宮市内で原付バイクを無免許で運転し、自転車専用となっているアンダーパス内で衝突事故を起こしたとして逮捕された17歳の少年について、兵庫県警は18日、逮捕容疑よりも罪の重い危険運転致傷に切り替えて書類送検した。

兵庫県警・西宮署によると、問題の事故は2015年6月8日夕方に発生している。西宮市高松町付近のアンダーパスとなっている自転車専用道(幅員約4m)で、17歳の少年が運転する原付バイクが速度を維持したまま進入。自転車を押しながら歩行していた43歳の女性に衝突する事故を起こした。

女性は転倒し、足を打撲するなどの軽傷。少年は無免許運転だったこともあり、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕された。

現場は阪急電鉄の西宮北口駅の東西を結ぶアンダーパスで見通しが悪い。そうした場所で速度を維持したままバイクで通り抜けようとした少年の行為が「重大な危険を生じさせる行為だった」と判断。同罪でも罪がより重い「無免許危険運転致傷」に容疑を切り替え、18日までに書類送検している。

《石田真一》

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