米国に本拠を置く自動車部品メーカー、ジョンソン コントロールズ社は6月10日、自動車部品事業の売却を検討していると発表した。
ジョンソン コントロールズ社は、自動車用鉛酸バッテリー、ハイブリッド車やEV用のバッテリー、自動車用内装システムを提供する、業界トップクラスのグローバル企業として知られる。
ジョンソン コントロールズ社は2014年5月、提携先の中国企業に、内装部門を譲渡したばかり。今回、自動車部品事業の売却を検討していると公表したのは、事業転換をさらに進める意思表示となる。
なお、ジョンソン コントロールズ社は、ゴールドマン・サックスとセンタービュー・パートナーズを、アドバイザーに指名した。
ジョンソン コントロールズ社のアレックス・モリナロリCEOは、「さらに利益を生む体制と、顧客と株主にとって長期的な価値を追求していく」と述べている。