飲酒運転でひき逃げ後、クルマを用水路へ…18歳少年を逮捕

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14日午前0時ごろ、愛知県名古屋市中村区内の県道で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた65歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡したが、クルマは逃走。警察は後に18歳の少年をひき逃げなどの容疑で逮捕している。

愛知県警・中村署によると、現場は名古屋市中村区畑江通8丁目付近で片側3車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。65歳の女性は青信号に従い、自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は自転車ごと約50m先まで弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まなもなく死亡した。クルマはそのまま逃走しており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。

逃走したクルマのナンバーは目撃されており、警察が周辺捜索を実施したところ、現場から約2km離れた大治町内の用水路に沈んでいる容疑車両を発見。このクルマを使用する同町内に在住する18歳の少年から任意で事情を聞いていたが、「飲酒運転の発覚を恐れて逃走した」と供述。警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(アルコール影響等発覚免脱)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

警察では少年が証拠隠滅を図ったものとみて厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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