日産自動車は6月15日、リチウムイオン電池の再利用で、米グリーンチャージと提携すると発表した。
グリーンチャージは2009年、米国カリフォルニア州に設立。エネルギーコストの削減を手軽に行える方法を、企業などに提供している。太陽光を利用して、EVを充電する事業も展開中。
今回の日産とグリーンチャージの提携は、リチウムイオンバッテリーの再利用が目的。日産は2010年末、米国市場にEVの『リーフ』を投入。累計販売台数は、17万8000台を超えている。
このリーフから、取り外されたリチウムイオンバッテリーの再利用を、グリーンチャージが主体となって行う。グリーンチャージでは、米国および世界のエネルギー蓄電施設に、リーフのリチウムイオンバッテリーを再利用する計画。
日産のブラッド・スミス氏は、「リーフから取り外されたリチウムイオンバッテリーは、蓄電に大きな価値を発揮し続ける」とコメントしている。