GSユアサは、自動車用、フォークリフト用および据置鉛蓄電池の製造・販売を行っているトルコのInci社の発行済株式50%を取得し、持分法適用会社とすると発表した。
現在、GSユアサグループは、第3次中期経営計画において「海外成長市場を基軸としたグローバル展開」を重要戦略課題と掲げ、事業拡大、収益力強化を進めている。今回、グローバル戦略における重要拠点とするため、Inci社の株式50%を取得し、持分法適用関連会社とした。
Inci社は、自動車用、フォークリフト用および据置鉛蓄電池の製造、販売を行っている、トルコにおいて売上高第2位のメーカー。その地理的優位性を活かし、売上の過半を、近隣諸国をはじめ世界80か国以上へ輸出している。
同社グループでは、今後も鉛蓄電池の需要が順調に伸びるトルコ国内での販売拡大および、欧州、アジア、中東、北アフリカなどの地域への輸出拡大を実現し、同地域における鉛蓄電池事業の事業拡大を目指す。