【フェラーリ 488 GTB 日本発表】伝統、パフォーマンス、イノベーション

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フェラーリ 488 GTB
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  • フェラーリ極東エリア統括 マネージング・ディレクター、ディーター・クネヒテル氏(左)と、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のリノ・デパオリ氏(右)
  • フェラーリ極東エリア統括 マネージング・ディレクター、ディーター・クネヒテル氏(左)と、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のリノ・デパオリ氏(右)

フェラーリから新たに発表された『488GTB』のキーワードは、伝統、パフォーマンス、イノベーションだという。

「フェラーリ初のミッドシップV8ベルリネッタ、『308GTB』が登場して40年。跳ね馬は8気筒の歴史に新たな1ページを刻む。それがフェラーリ488GTBだ。伝統、パフォーマンス、イノベーションが、このモデル戦略のキーワードだ」とは、フェラーリ極東エリア統括 マネージング・ディレクター、ディーター・クネヒテル氏の弁。

そのうちパフォーマンスとイノベーションについて、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のリノ・デパオリ氏は、「488GTBは比類なきパフォーマンスと、応答性を路上で提供する。ダイナミック制御により、このクルマは最も運転が楽しく、エモーションを掻き立てるクルマとなっている」とコメント。

3902ccV8ターボエンジンを搭載し、パワーは492kW(670cv)/8000rpm、トルクは760Nm/3000rpmを発生。『458イタリア』と比較すると約100馬力、220Nm程大きい数字だ。その結果、0-100km/h加速は3秒。0-200km/hは8.3秒となった。同時にストッピングパワーも強化され、200km/h-0km/hまでは117mである。

この高性能を達成した要素は3つあるとデパオリ氏。それは、「エアロダイナミクス、エンジン、ビークルダイナミクス」だという。

そのエンジンは、ターボを採用することでパワーを向上。同時に「CO2排出量を削減することにも貢献している」(デパオリ氏)。そして、最も特徴的なのは、ターボラグなしのエンジンだ。即時のレスポンス性能を誇り、レースカー並みのフィーリングを提供する。

そしてサウンドも魅力的だ。「この種のクルマにとって完璧に仕上がっている。深みのある音で、回転数の上昇とともにボリュームが上がり、よりクリアな音になっていく」と話した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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