食品安全医薬品管理局、過度の鉛含有によりマギーのリコールを要請…インド

食品安全医薬品管理局(FDA)がネスレインディアに対し、全国で販売されているマギーヌードルに過度の鉛が含まれているとして回収を要請したとエコノミックタイムスが伝えた。

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食品安全医薬品管理局(FDA)がネスレインディアに対し、全国で販売されているマギーヌードルに過度の鉛が含まれているとして回収を要請したとエコノミックタイムスが伝えた。

ウッタル・プラデーシュ州にあるFDAではネスレインディアによって製造されたインスタントヌードル2ダースから定期検査によって高濃度の鉛が検出されたとしている。

同州が運営する同工場で製造されたすべての製品に汚染が見られ、その濃度は17.2ppmにのぼった。

FDAが鉛含有量の基準値としているのが0.01ppmから2.5ppmであるためこの数値は7倍近くに値する。

また高濃度のグルタミン酸ナトリウム(MSG)も含まれていることが明らかになった。

ウッタル・プラデーシュ州はネスレインディアに対し2014年3月製造のものまで遡って回収するよう求めたが、実際には既に消費されているか販売期間を過ぎているため難しいと同社の広報は伝えている。

編集部

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