マレーシア・イオン、7億リンギを投資しモール建設へ

イオン・カンパニー(マレーシア)は今年、設備投資(Capex)に7億リンギを割り当て、新たなモールを開設する。昨年は6億7600万リンギを投資した。

エマージング・マーケット 東南アジア

イオン・カンパニー(マレーシア)は今年、設備投資(Capex)に7億リンギを割り当て、新たなモールを開設する。昨年は6億7600万リンギを投資した。

モールを開設するのは、セランゴール州シャアラムとペラ州イポー。今年第4四半期にオープンする予定で、来年にはクランタン州コタバルに開設する計画。

同社はモールの建設を進めるためにネグリセンビラン州セナワン、ジョホール州ケンパスとバトゥ・パハなど13カ所の建設用地を購入した。

2015年の見通しについては、物価の高騰、4月1日に導入された物品・サービス税(GST)などが国内市場に影響を与えることから、厳しい1年となるが、状況に対応できるとしている。GSTの影響について、GST導入前の駆け込み需要で恩恵があったが、4月の消費傾向は20%下落したことを明らかにした。

イオンは今年第1四半期において、売り上げは前年同期比17.1%増の11億707万リンギ、純利益は同4.7%増の4907万リンギの増収増益となった。

広瀬やよい

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