現れた真水の池に「神話の実在」議論が白熱 インド

ハリヤナ州にある干上がった川沿いの村に現れた真水で満たされた複数の池が、サラスヴァティ河の存在を神話から実在のものとする証拠になる可能性があるとして、現在インドの科学者らの間で最も注目を集める話題となっているとエコノミックタイムスが伝えた。

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ハリヤナ州にある干上がった川沿いの村に現れた真水で満たされた複数の池が、サラスヴァティ河の存在を神話から実在のものとする証拠になる可能性があるとして、現在インドの科学者らの間で最も注目を集める話題となっているとエコノミックタイムスが伝えた。

ONGCが近日中に同州の異なる6ヶ所で調査開始を決定する一方で、インド考古学調査会(ASI)はこのムガルワリ村から水のサンプルを採取した。

なお、ONGCが同州で掘削を行うのは初めてだが、2006年には同様の調査の末、ラジャスタン州のジャイサルメール周辺で巨大な水脈を発見している。

またASIによれば、「我々は通常流れのある川に見られる小石や川辺で見られるような細かい砂を発見した」と話している。

サラスヴァティ河の存在を検証するために1999年に設立されたSaraswati Nadi Shodh Sansthanによれば、サラスバティ河は約5000年前に存在しその後地震によって消滅したとされている。

編集部

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