ランクセスは、7月1日付けで、辻英男氏が社長に就任する人事を発表した。辻氏は、ラインケミーアディティブス事業部日本/韓国統括責任者を兼任する。
ランクセスの社長を6年間務めてきたペーター・ワインマール氏は6月30日付けで退任する。
辻氏は、化学業界で35年以上の経験を持ち、日本の顧客との今後の事業強化に大きな役割を果たすことが期待されるとしている。
辻氏は、ラインケミージャパン(現・ランクセス・ラインケミーアディティブスビジネスユニット)の社長を務め、それ以前は、日本バイエルアグロケム(現・バイエルクロップサイエンス)、バイエルで電気・電子材料向け無機化学品事業、農薬化学物質事業などの広範な製品群の営業・マーケティングの管理職を担当していた。61歳。