昭和の母から“ビリギャル”のママまで…新作映画を支えた4人のお母さん

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
『おかあさんの木』-(C) 2015「おかあさんの木」製作委員会
  • 『おかあさんの木』-(C) 2015「おかあさんの木」製作委員会
  • 『愛を積むひと』- (C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
  • 鈴木京香/『おかあさんの木』記者会見
  • 14人のこどもたち/『おかあさんの木』-(C) 2015「おかあさんの木」製作委員会
  • 『愛を積むひと』- (C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
  • 『愛を積むひと』本ポスタービジュアル (C)「愛を積むひと」製作委員会
  • 吉田羊、有村架純/『ビリギャル』初日舞台挨拶
  • 有村架純/映画『ビリギャル』-(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会

ソフトバンクモバイルのCMでもお馴染みのお母さん、樋口可南子が出演する『愛を積むひと』(6月20日公開)、さらに、“ザ・昭和の母”ともいえる存在感の『おかあさんの木』(6月6日公開)の鈴木京香など、映画の中にはその優しさ・強さに感謝したくなるお母さんたちがたくさん。本日5月10日の「母の日」に、そんな愛情たっぷりの素敵なお母さんたちに迫った。

●もんぺに割烹着の鈴木京香、7人の子どもたちと戦争を描く『おかあさんの木』
突然始まった戦争により、貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子どもたちを次々と兵隊にとられた田村ミツ。そのたびにミツは桐の木を植え、息子たちが無事に生きて帰ってくることを待っていた…。

戦後70年の今年、鈴木さんが「かつて日本のお母さんといえば、こうだった!」という、昭和のお母さん像を演じている本作。原作はいまから45年前に発表され、幾度も小5用の教科書に掲載、この5月には大人向け文庫としても発売される不朽の名作だ。まさに、いつの時代も決して変わることのない“母と子の情愛”を描き、息子たちを待ち続ける母の姿に、涙せずにはいられない。

●7年ぶり映画出演の樋口可南子、優しくも芯の強い母に『愛を積むひと』
第2の人生を送るため北海道に移住してきた篤史(佐藤浩市)と良子(樋口さん)。だが、良子は心臓病を患い、先が短いことを知りながらも、夫・篤史と娘(北川景子)の不仲を心配したり、若いカップル(野村周平&杉咲花)を実の子のように世話をしたり、優しく芯が強い母親・妻として彼らを支えていく。

CMでは上戸彩のお母さんとしておなじみの樋口さんが、7年ぶりに映画出演を果たし、佐藤さんと初の夫婦役を演じていることにも注目だ。

●子どもの可能性を誰よりも信じ、応援する吉田羊『ビリギャル』
成績学年ビリのギャル・さやか(有村架純)が、塾講師・坪田(伊藤淳史)と出会い、慶應義塾大学に現役合格を目指す、青春サクセスストーリー『ビリギャル』。主人公・さやかが“ああちゃん”と呼ぶ母親を演じたのが、いまをときめく人気女優の吉田羊だ。

どんなときでも娘を信じ続ける頼もしい存在で、塾の授業料を稼ぐために配送業のパートをするなど、まっすぐで温かい母の愛を感じさせている。ちなみに吉田さんは、『愛を積むひと』では杉咲さんの母親役を演じている。

●その愛こそ母の強さ…余貴美子&深津絵里『寄生獣』『寄生獣 完結編』
高校生・泉新一(染谷将太)と彼の右手に寄生した“ミギー”(声:阿部サダヲ)との奇妙な友情と、寄生生物“パラサイト”たちとの壮絶な戦いを描く『寄生獣』。新一の母・信子を演じるのは余貴美子。パラサイトに乗っ取られてしまい、新一を襲うことになるラストには、まさに“断腸の思い”ともいうべき母の愛がある。

また、高い知能を持ち、ネットワークのパラサイトを掌握していた、深津絵里演じる田宮良子は、『完結編』では人間の子どもを出産し、母親になったことで次第に変化していく…。

映画の中にある、さまざまな形の母の愛。その愛に触れることで、ふだんはなかなか口にできない「いつもありがとう」という思いを、あなたもきっと伝えたくなるはずだ。

映画の中の愛すべき“母たち”…『おかあさんの木』『愛を積むひと』『ビリギャル』ほか

《text:cinemacafe.net》

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