2020年の完成を予定している、クアラルンプール(KL)とシンガポールを繋ぐ高速鉄道(HSR)プロジェクトの完成予定が見直されることが明らかになった。
完成予定は2020年に設定されていたが、2年程度先送りするとみられる。プロジェクトの規模が大きく、調整を要する案件が多いことから2020年開業は難しいとの見方が出ていた。
完成予定の見直しについて、非公式にシンガポールを訪問したナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相が首脳会談後の共同声明で発表した。両首相はプロジェクトが成功するために努力するとした上で、世界各国から技術支援や経験の共有に関する提案が出ていることに謝意を示した。