右折しようとしたクルマと、後方からの路面電車が接触

自動車 社会 社会

4月29日午後0時40分ごろ、鹿児島県鹿児島市内の県道で、交差点を右折しようとしていた軽乗用車と、道路中央の併用軌道を後ろから進行してきた路面電車が接触する事故が起きた。双方の車両は小破したが、人的な被害は無かった。

鹿児島県警・鹿児島中央署によると、現場は鹿児島市中央町付近で片側2車線の直線区間。道路中央部には鹿児島市交通局(市電)の併用軌道がある。軽乗用車は交差点を右折しようとしていたところ、後ろから進行してきた路面電車の車両と接触した。

接触によって双方の車両が小破したが、路面電車の乗客乗員約30人と軽乗用車を運転していた55歳の女性にケガはなかった。

現場は信号機が設置された交差点。警察の聴取に対してクルマを運転していた女性は「対向車に気を取られていた。早く右折したかった」などと供述しているようだ。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース