検索エンジンのグーグルは、マレーシアのウェブサイト「グーグル・マレーシア」に14日、接続障害が発生したと明らかにした。ウォールストリート・ジャーナルが報じた。
グーグルのスポークスマンは、接続しにくい状態や、接続しようとすると「グーグル・マレーシアはTiGER-M@TEによりハッキングされた。バングラデッシュのハッカー」と表示されるサイトに飛ばれされたと明らかにした。すでにドメイン名を管理する組織に連絡を取ったとし、早期の解決を望むと述べた。
グーグル・マレーシアの公式アカウントのツイートによると、障害はドメイン・ネーム・システム(DNS)が混乱を来したことが原因で起きた。同様の接続障害は2月にベトナムのグーグルサイトでも起きたという。
マレーシアにおいてはマレーシア航空(MAS)のウェブサイトが1月26日、「イスラム国」(IS)と関係あるとされるハッカー集団、「サイバー・カリフ国」にハッキングされ、フロントページが書き換えられた。