日本政府観光局は、全国の「道の駅」63か所を外国人観光案内所として新たに認定したと発表した。
訪日外国人旅行者の受入環境を整備する一環。今回の「道の駅」の認定で、全国の認定外国人観光案内所は465件から528件に増加した。特に地域の観光案内を提供し、パートタイムや電話通訳などで英語対応が可能な「カテゴリー1」施設は、255件から307件と大幅に増加したほか、20の都道府県で認定案内所が10か所以上となった。
これまでの空港やターミナル駅、その周辺などに立地する認定案内所等に加え、今回新たに「道の駅」を数多く認定したことで、様々な旅行スタイルに対応した受入体制の整備が進むことも見込まれる。
日本政府観光局では、観光庁や地方自治体、民間事業者などと連携し、今後も認定案内所ネットワークの拡大を図り、外国人旅行者が便利で快適に訪日旅行を楽しめる環境を整備していく方針だ。