一畑電車、2015年度の「プレミアム運転体験」は4回開催

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本年度の「プレミアム運転体験」の案内。デハニ50形(左)、2100系(中央)、3000系(右)を駅構内の車庫で運転できる。
  • 本年度の「プレミアム運転体験」の案内。デハニ50形(左)、2100系(中央)、3000系(右)を駅構内の車庫で運転できる。

一畑電車は4月2日、3種類の電車を運転できる体験イベント「一畑電車プレミアム体験運転」の2015年度の開催計画を発表した。

同社は1928年に製造されたデハニ50形電車の運転体験会を、雲州平田駅(島根県出雲市)構内の車庫で随時実施しているが、プレミアム体験運転ではデハニ50形のほか2100系電車(元・京王帝都電鉄5000系)と3000系電車(元・南海電気鉄道21000系)も運転できる。

運転距離は、デハニ50形が約120m、2100系と3000系が約80m。デハニ50形は運転体験専用の線路を使用し、2100系と3000系は検車庫の3番線を使用する。運転の前には車両の構造や動く仕組み、運転操作などの受講を行う。

2015年度は4回開催される予定で、各回2日単位での開催となる。開催日(募集期間)は第1回が6月20~21日(4月6日~6月5日)、第2回が9月26~27日(6月22日~9月11日)、第3回が12月12~13日(9月28日~11月27日)、第4回が2016年2月27~28日(12月14日~2016年2月12日)。

各回とも30人を募集する。参加費用は2万円(同伴者は3000円)。申込みは一畑電車のウェブサイトで受け付けるが、募集初日はいずれも8時30分からの受付となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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