大量高速輸送2号線、第4四半期に工事発注へ…スンガイブロー-プトラジャヤ間

首都圏クランバレーにおける大量高速輸送(MRT)プロジェクトを管轄するMRTコープは、今年第4四半期にMRT2号線(スンガイブロー-プトラジャヤ間、全長56キロメートル)の建設プロジェクト(230億リンギ規模)の工事パッケージの発注を開始する計画だ。ザ・スターが報じた。

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首都圏クランバレーにおける大量高速輸送(MRT)プロジェクトを管轄するMRTコープは、今年第4四半期にMRT2号線(スンガイブロー-プトラジャヤ間、全長56キロメートル)の建設プロジェクト(230億リンギ規模)の工事パッケージの発注を開始する計画だ。ザ・スターが報じた。

第3四半期に、入札に参加するための事前審査を通過した業者を明らかにするための手続きを行う。

MMC-ガムダが1号線に引き続き、2号線のプロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)に指名されている。1号線を受注した業者はアドバンテージを持つこととなるが、2号線の受注が確約されるわけではない。MMC-ガムダは地下鉄部分のトンネル建設を受注している。原油安の影響を受けて見直された2015年度予算で、MRT2号線は優先プロジェクトに位置付けられており来年第1四半期に着工される予定で現在詳細に関する調整が行われている。

MRTコープのシャリル・モクタル最高経営責任者(CEO)によると、2号線はスンガイ・ブローとプトラジャヤを結ぶ線で、およそ40の駅が建設される。線路の建設予定地に関する計画は公共陸運委員会(SPAD)に提出し、承認を待っている段階だ。5月中旬から8月中旬にかけて一般に路線図などを公開する。1号線は半分が完成している。

千田真理子

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