国立大の教員就職率は約7割…上位校は鳴門、兵庫、金沢

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教員就職率が高い大学
  • 教員就職率が高い大学
  • 国立の教員養成大学・学部卒業者の就職状況
  • 国立大・教員養成課程の大学別就職状況

 国立の教員養成大学・学部を平成26年3月に卒業した人の教員就職率(卒業者から進学者および保育士を除く)は69.0%で、教員就職率がもっとも高い大学は「鳴門教育大学」90.6%であることが文部科学省の調査結果より明らかになった。

 調査は、国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)44大学・学部を対象に実施。平成26年3月卒業者の9月30日時点の教員就職状況について調べた。

 平成26年3月の卒業者は10,709人、保育士への就職者は160人、大学院等への進学者は1,183人で、卒業者から進学者および保育士を除いた人数は9,366人。このうち、教員就職者は6,465人(正規採用:3,813人、臨時的任用2,652人)で、教員就職率は69.0%。前年度の70.1%と比べ、0.9ポイント減少した。

 教員就職率が高い大学は、1位「鳴門教育」90.6%、2位「兵庫教育」87.9%、3位「金沢」83.3%、4位「和歌山」「上越教育」80.9%であった。

 なお、旺文社教育情報センターのWebサイトでは、44大学・学部の教員就職者数や就職率などの大学別就職状況を掲載している。

国立大・教員養成課程の教員就職率は69%、1位は鳴門教育大

《工藤めぐみ》

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