アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ空港会社は3月23日、同日発行の2014年度年鑑で、ドバイ国際空港が「エアバスA380」の年間発着回数で世界一の空港に輝いたと発表した。
ドバイ国際空港のA380年間発着回数は1万5098回で、就航都市数は世界39都市だった。13年度は発着回数が1万608回、就航都市数が26都市だったので、1年で大きく伸びたことになる。
A380発着回数増大の要因は、ドバイに拠点を置くエミレーツ航空保有機材の増加。エミレーツは50機以上のA380を運航中。他にもエミレーツと協力関係にある、オーストラリアのカンタス航空もA380で乗り入れている。
なお、ドバイ国際空港に次いで、A380年間発着回数が多かったのはロンドン・ヒースロー空港(5434回、11都市)、シンガポール・チャンギ空港(5398回、18都市)の順。