インドの自動車大手、タタモーターズは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『ボルト スポーツ』を初公開した。
タタモーターズは2014年2月、デリーモーターショー14において、新型車の『ボルト』(BOLT)を発表。ボルトは小型の5ドアハッチバックで、インドで主力のコンパクトカーに位置付けられる。同時に、グローバル市場も意識した小型車。
ボルトには、タタモーターズの新デザイン言語を導入。このデザイン言語は、「デザインネクスト」と命名され、従来のタタ車にはない新形状のフロントマスクが採用された。ダイナミックなシルエットも追求。
ガソリンエンジンは、新開発の1.2リットルターボの「REVOTRON」を搭載。セグメント初となるターボチャージャー、インタークーラー、電子燃料噴射などの特徴を持つ。最大出力は90ps、最大トルクは20.4kgm。トランスミッションは5速MTと、クラス初の「Fトロニック」と呼ばれるセミATを設定された。
ジュネーブモーターショー15で初公開されたボルト スポーツは、ボルトのスポーティ仕様。外観は、フロントリップスポイラー、サイドスカート、専用リアバンパー、専用アルミホイールなどを採用して、ダイナミックさを強調。1.2リットルターボエンジンは、最大出力を120psへ引き上げている。