郵船クルーズは、中東情勢の悪化を受けて「2015年世界一周クルーズ」の航路を変更すると発表した。
同社では、当初予定していたムンバイ~アカバ間の乗客の下船と各種オプショナルツアー催行を中止する。乗客は「飛鳥II」に乗船したままアデン湾海域を航行し、スエズ運河を通峡して地中海に出るスケジュールに変更する。
イスラム国によるテロなどで中近東情勢が緊迫しており、情勢の把握と分析・検討した結果、スケジュールの変更を決定したとしている。
チュニジアで発生した武装グループによるテロと見られる事件では、地中海クルーズに参加していた日本人が亡くなっている。