日立製作所は、社外取締役としてフィンランドのノキアの元法務責任者だったルイーズ・ペントランド氏を迎える人事を内定したと発表した。
同社では、2003年に委員会設置会社に移行し、2012年から取締役の過半数を社外取締役としている。今回、グローバルで多様な視点を経営に反映させるとともに、監督機能を強化するため、外国人のペントランド氏を社外取締役に追加する。ペントランド氏は42歳で、日立の最年少取締役となる見込み。
6月に開催する定時株主総会で提案する取締役候補者として指名委員会が決めた。
ペントランド氏は、弁護士で、元ノキアのエグゼクティブヴァイスプレジデント兼チーフリーガルオフィサーを務め、2014年5月に退任した。