来年4月スタートの電力自由化、認知度は?

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電力自由化の認知
  • 電力自由化の認知
  • 新電力会社の認知
  • 新電力会社への乗り換え意向
  • 比較時に重視する点

 トッパン・フォームズは19日、「電力」に関する調査結果を発表した。家庭向けの電力自由化が2016年4月より開始するが、新電力に関する認知や乗り換え意向などを調査した。

 調査時期は1月9日~13日で、18歳以上の男女関東在住10,000名/関西在住10,000名の計20,000名から回答を得た(トッパンフォームズLABOLIS調べ)。

 まず「電力自由化」自体の認知を聞いたところ、「特徴も知っている」19.2%、「名前だけ知っている」45.9%となり、認知度は計65.1%だった。性別で見ると「男性」は認知計で76.2%、「女性」は50.9%と男女間で25ポイント以上の開き。年代別では、「20代以下」42.2%、「30代」50.4%、「40代」61.5%、「50代」72.2%、「60代以上」82.4%と、年代が上がるにつれて、認知計が高かった。

 一方で、「電力自由化」で参入する新電力会社については、「まったく知らない」63.4%になるなど、具体的な社名の認知度は低い。また「新電力会社への乗り換え意向」も、「乗り換えをしたい」6.9%、「やや乗り換えをしたい」16.0%と、合計22.9%に留まっている。

 従来の電力会社と新電力会社を比較する際に重視するのは「価格の安さ」83.9%がトップ。2位「電力供給の安定性」68.7%と、この2項目がとくに支持を集めた。

《冨岡晶@RBB TODAY》

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