米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは2月26日、中国におけるターボチャージャーの累計生産が500万基に到達した、と発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
2005年、ボルグワーナーは、中国でターボチャージャーの生産を開始。中国国内向けの乗用車、商用車をはじめ、世界の自動車に搭載されてきた。
中国におけるターボチャージャーの累計生産500万基の達成は、生産開始からおよそ10年で打ち立てた記録。中国ではターボの需要が増しており、ボルグワーナーでは2019年までに、中国でのターボの生産量が、現在の2倍以上になると見込む。
ボルグワーナー・ターボシステムズのFrederic Lissalde社長は、「この偉業を成し遂げた従業員を祝福したい」と語っている。