KUBマレーシアは、マレーシア・スティール・ワークス(KL)との提携で計画していたジョホール・バル市内の鉄道システム敷設プロジェクトに本腰を入れる計画だ。3月10日付のベルナマ通信、3月11日付のザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サンが報じた。
提携契約は2011年1月に締結されたが12億3000万リンギ規模のプロジェクトは具体的に進んでいなかった。
マスティールが60%、KUBマレーシアが40%を出資した合弁会社のメトロポリタン・コミューター・ネットワーク(MCN)がジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」とシンガポールのウッドランズを結ぶ鉄道ネットワークの建設を提案していたが、当局からの認可が得られないなどの理由で進行していなかった。
KUBマレーシアは運輸省と協議を行い、ジョホール・バル市内の鉄道システム建設プロジェクトの見直し、再提案を行う予定だ。既に今年1月、見直し案を提出している。