サバ州ペナンパンのマハンドイ村のカトリック信者の家で、フィリピン製の聖母マリア像が涙を流しているとして話題になっている。
マリア像の噂はフェイスブックなどを経由してまたたく間に広がり、数百人の人々が「奇跡」を見るために訪れるようになったため、家主は屋外に洞窟をつくって一般公開する計画だという。
「涙するマリア像」は高さ33cmほどの木彫の像で、1年ほど前に所有者のマイケル・ジョージ氏(52)の妻の姉妹がフィリピンみやげで買ってきたもの。今年3月1日に教会にマリア像を持っていって祝福を授かったが、その翌日のは3月2日、涙を流しているのをマイケルさんの息子が発見した。二度目は5日に涙を流したという。
マイケルさんの元には噂を聞きつけてサバ州のカトリック教会関係者も調査のために訪れたが、マイケルさんはマリア像を手放す気はないと話している。